気持ちが憂鬱な時は適度な負荷で気分転換をする
昨日は久々に那須に行った。
この前行ったのは、4年前のちょうど今ぐらいの暑い季節だった。
その時は大学の友人とニ人で行ったが、今回は一人だ。
今年の春あたりから心身ともに調子が悪く、医者に行って薬をもらいながら、どうかこうか仕事をしているが、気分が憂鬱になる時があり、気持ちの整理がつかない。
そういう時はどこかに出掛けられる元気があれば、とにかく外に出て気を紛らわそうとしている。
今の自分の気持ちとしては、軽く汗を流す運動をして、温泉に浸りたい。しかも良い景色な所で。
そんな理由から昨日は那須に行くことにした。
現地の天候は曇りがちで、自分の思い描いてた理想の風景を堪能したわけではないが、それでも、自転車で山をゆっくり、たらたら上り、そのあとは温泉に浸れたので満足だった。
最近わかったことだが、自分の身体のやっかいでもあり面倒なところは、がむしゃらに運動して、がむしゃらに遠出をして、観光気分を満喫すれば心身の状態が良くなるわけではないということだ。
自分のペースでのんびり自転車をこいだり、のんびり温泉に浸かるなど、とにかく過度な負荷をかけないようにするのが、心身の調子を整えるのに大切らしい。
よく聞く話だが、うつ病の人に気分転換に旅行を進めるのは良くないという。それに似ているのかもしれない。旅行は気分転換になるが、心身に負荷をかける行為でもある。だからうつ病の人にとっては旅行は負荷が大きすぎるのかもしれない。
僕はそこまでの症状にはなってはないが、過度な運動や、過密な旅行スケジュールを立てると、たいてい悪い結果になる。
自分は自転車を趣味にしているが、自転車に乗る人は、たいてい那須みたいな観光地に行くと、山をガシガシ上って、距離も60~100キロぐらいこぐだろうが、自分はそれぐらいの負荷をかけると、たいてい次の日は使い物にならなくなって、体調をかえって悪くすることが多々ある。だから昨日は山こそ上ったものの、走行距離は30キロぐらいにした。自転車で汗を流した後は、須湯本温泉に立ち寄り、そこで眺めの良い源泉かけ流しの露天風呂にゆっくり浸かった。そのあとは気ままに風景の写真でも撮ろうと思い、気になった場所で車を泊め、ぶらぶら歩きながら写真を撮っていた。
観光地に行くと名物を食べるのが一般的なことかもしれないが、金銭的な面と余裕の持ったスケジュールから、コンビニで簡単に済ませた。
今の自分の体調と相談すると、これぐらいの工程がちょうどよい。
ー那須高原からー
ーいい撮影スポットを探しにぶらぶら歩く。左上の山は那須連山だと思われるー
ー天気が良ければ、夕日に染まった那須岳と棚田が幻想的に撮れたかもしれないー