学生時代から何も変わっていない
学生時代から何も変わっていない。
今朝、布団の中でそう思った。
コロナにかかり自宅療養中で、考える時間が増えたからこんなことが頭によぎったのだろうか。
何も変わっていないというが、表面的、内面的に変わったところもある。学生から社会人になり、自分で稼ぐようになり、結婚もし、家も買った。仕事に対する考え方、人に対する接し方も学生時代よりも成熟したように思う。
それでも自分は何も変わっていないと感じる。そんな自分に焦りと苛立ちを感じる。なぜ?
自分は本当にこの生き方のままでいいのか。
その疑問をずっと変わらず学生時代から持ち続け、今もなお答えを見つけ出せていないからだ。
いったい自分は何をしたいのだろう。
いやむしろ、どうやって自分と社会との価値観、システムに折り合いをつけたらよいのか未だにわからない。
そこが学生時代と何も変わっていない。
2021年7月 八ヶ岳の森にて