ぽろっぽの日記

人生、読書、健康、つれづれ。ー日々感じたことを言葉と写真で表現したいー

読書メモ―『書く力は、読む力』―

今日も体調が悪く、休日なのに、せいぜい図書館とドトールにしか行ってないが、思いのほか図書館で借りた本をドトールで読み進められ、今日一日で読み終えた。

 

借りた本は鈴木真一『書く力は、読む力』だ。文章をうまく書けるようになりたいと思っても、書けないで苦しんでいる人は大勢いるのではないだろうか。自分もその一人である。

この本はそんな悩みを持つ人々に対して、書けることは読めることであると述べている。

文章がうまく書けるということは、読む力があるということであり、読む力がなければ、書くこともできない。

では読む力とは何なのか。それは主題を読み取る力であり、文と文とのつなぎを理解していることだ。

この主題を読む取る力、文と文のつなぎを理解していることは同時に書く時にも必要とされる能力だ。だから、読む力は書く力なのである。

 

だいたい、そんなことを言っていたと思うが、たしかに納得できる。僕は本はそれなりに読んでいる方だと思うけど、、書くのは大の苦手だ。おそらく、読む力が弱いからで、何が主題なのか、文の前後の関係とかつかんでいないんだと思う。もっと端的に言ってしまえば正確に読めていないんだと思う。

ブログを書いても、自分でも何が言いたいのかよくわからないで書き終えてしまうこともしばしばある。

 

もっと文章がうまく書けるようになりたい。そう思っても中々うまくできないで煩悶しているが、この本を読んで、少しだけ希望が持てる気がした。

読む力さえつけば、書く力も付けられるとこの本は言っているからだ。読む力をつけるために、ただ漫然として読むのではなく(息抜きに漫然と読みたいときは読むけど)、自分が積極的に主題なり、文との関係性などを把握しながら読み進めて、書く力をつけようと思う。