ぽろっぽの日記

人生、読書、健康、つれづれ。ー日々感じたことを言葉と写真で表現したいー

何度も足を運ぶ伊香保温泉

夏休み5日目。夏休みは残すところ明日一日のみになった。

 

今日から一人で伊香保温泉に来ている。

 

当初は今日、明日は家でゆっくり最後の夏休みを過ごそうかとも考えていた。

 

でも今までの経験上、家にいると精神が澱んできて、明後日から始まる仕事の事ばかり考えてしまって、まったくゆっくりできそうにないこともわかっていたので、僕一人、伊香保でゆっくり過ごすことにした。

妻は留守番させて申し訳ないが、僕が仕事でかなりしんどい思いをしているのはわかっているので、ゆっくりしておいでと言ってくれた。妻には感謝している。

 

伊香保には14時あたりに着いた。チェックインは15時なので、それまでの間、伊香保の名物である石段街あたりをぶらぶら散策していた。

 

伊香保に来るのはこれで6回目になる。埼玉の自宅から行きやすいが、温泉の質が良く、石段街の雰囲気が良い。そして石段から浴衣姿に下駄で歩く人の音を聞きながら、赤城山を初め上州の山々を見渡すのが何とも言えず心が落ち着く。

 

ホテルに15時にチェックインしたら、窓辺の椅子に座り、何もせずただ外の温泉街と山々の景色を眺めていた。時たま本を読んだり、煙草を吸ったり、携帯を見たりして2時間ほど過ごした。

 

本を読むのにも飽きると、気晴らしにホテルの温泉に入る。僕の泊まったホテルは部屋は質素だけれども、温泉は源泉かけ流しの本物の伊香保温泉だ。茶褐色のぬるめのお湯だが、これが身体を包み込んでくれるような感じでとても気持ちが良い。

 

思えば僕が温泉好きになったのも伊香保温泉がきっかけだった。初めて伊香保温泉に行った時に、泊まったホテルがたまたま源泉かけ流しだった。その時は温泉のことは全く知らず、そこのホテルの温泉も後から調べて源泉かけ流しということがわかった。ただ、とにかく気持ちが良くて、こんなに気持ちのいい温泉があるんだと感動した。

それ以来僕は温泉が好きになり、源泉かけ流しのところにこだわるようになった。

 

眺めが良くて、広い大浴場ももちろんいい。でも温泉は限られてた湯量しか湧き出てこない。だから、元々少ない湯量しかでていないところに、無理して大きな広いお風呂を作ると、どうしても循環や加水、塩素消毒などが必要になってしまう。だから本当に温泉にこだわっている宿は湧き出る温泉の湯量に応じた湯船の大きさになっている。

伊香保温泉は元々湯量が少ない。その為源泉かけ流しではない温泉のホテルもかなりある。だからどうしても源泉かけ流しにこだわると、お風呂が小さいところも出てしまう。

 

僕が今日、泊まったホテルも決して大きくはない。それでも僕はやっぱり源泉かけ流しにこだわる。初めて伊香保温泉に浸かった時の感動をもう一度味わいたい。そして今日泊まるホテルの温泉はやっぱり気持ちが良い。初めて伊香保温泉に浸かった時のことを思い出しながら、身も心も温泉に預けて、ゆっくりとくつろいでいた。

 

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ー浴衣に下駄はどうして温泉街に合うのだろうー

 

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伊香保温泉のこの雰囲気が好きで何度も来たくなるー

 

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ーホテルの窓辺からー

 

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ー何をすることもなく、気ままに過ごすー