ぽろっぽの日記

人生、読書、健康、つれづれ。ー日々感じたことを言葉と写真で表現したいー

世の中に対してせかせかず、ゆったりしていたい。

今日は夜勤明けだった。夜勤明けの次の日は休みなので、普段は夜勤明けの日は気分が良くなることが多い。

それが今日はあまり良くない。昨日からどうも調子が悪く、仕事はいつも捗ってないけど、昨日はいつも以上に捗らなかった。ここまで仕事が捗っていないと、自分が給料泥棒になったみたいだ。

 

仕事を終えて帰宅したらソファーでゴロゴロしながら本を読んだ。本当は図書館で借りてきた小説を読もうと思ったけど、いまいち読む気がしない。いつもなら読む気がしない本でも最初は少し我慢すれば、だんだん頭のエンジンがかかってきて、内容も楽しめるようになるんだけど、そんな気力もないので、phaさんの『しないことリスト』を読んでいる。

 

phaさんの文章を読むと、世の中の常識とかに縛れていた自分が、少しだけ解放され肩の力が抜ける。その感覚にまた浸りたくて、彼の本を読む。本の内容はもちろん良いが、彼の世の中に対する姿勢が全体的にゆったりとしていて、せかせかしていないのに惹かれる。まるで鴨長明の『方丈記』を読んでいるような感覚になる。どこか達観したものがあり、世間一般の人はしっかり靴を履いて、地べたを這いつくばっているのに対し、彼は裸足になって、湖をボートでゆっくり漕いだり、空をパラグライダーでゆったり飛んでいるような感じだ。世間一般の人もphaさんも同じ世界に属しているけど、だいぶ世界の見え方や感じ方が違うと思う。僕もできれば彼のような世界の見え方、感じ方になりたい。

 

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ー世の中に対してせかせかず、ゆったりしていたいー