ぽろっぽの日記

人生、読書、健康、つれづれ。ー日々感じたことを言葉と写真で表現したいー

天皇は日本の象徴であることを再確認した 天皇陛下生前退位の意向のニュースを知って

今朝4時ぐらいに目を覚ましてしまい、

気晴らしに布団の中でスマホをいじっていた

スマホをいじりながらまた二度寝が出来ればいいなと思っていた

 

するとツイッターでこんなニュースが目に飛び込んだ

 

天皇陛下 生前退位 意向か

 

思わず、目を見開き、二度寝をするどころではなかった

 

別に僕はゴリゴリの右寄りの人間ではない

 

最近、日本史に興味を持ち始めて、その流れで天皇陛下のことにも興味を持ったが、

絶対的に崇拝するとか、そうゆう過激な信仰は持ち合わせてはいない

 

しかし、そんな人間の僕でもこの天皇陛下が生前退位を意向されているという

ニュースは衝撃を受けた

 

おそらく僕以外の多くの人間も同じような衝撃を受けたのではないか

 

まだ天皇陛下が正式に退位意向の発表をされていないので、

国民が勝手に騒いでもしょうがないが・・・

 

しかし、天皇陛下がご高齢でもあり、日々の激しい公務をこなすことが

年々厳しくなっているのは明白の事実だ

 

天皇陛下皇位継承天皇のあり方についても考える時期になっている

 

しかし、僕は今回のエントリで

天皇陛下の生前退位、皇位継承天皇のあり方についての意見を述べるつもりはない

 

それらについては人それぞれの価値観があるものだし、まだ僕自身も考えがまとまっていないので、ここで無理にまとめて人に押し付けるものではないと思っている

 

今回の天皇陛下の生前退位意向のニュースを知って感じたことは

 

普段の天皇陛下の公務などにそこまで関心を示さなかった自分がいざ、

このニュースを知ると天皇陛下に強い関心を示している自分がいるということだ

 

日本の象徴である天皇陛下が退位を意向されている

 

まだ正式な発表ではないが、それでも自分の心に強い衝撃を与えた

 

しかし、なぜ普段関心をそこまで示さない自分が今回はこんなにも関心を示すのか

 

自問自答してみる

 

天皇は日本の象徴

 

これがキーワードだ

 

象徴とは何か

 

シンボルだ

 

それはアイデンティティみたいなものだ

 

人にはそれぞれ自分のシンボルを持っていて、

そのシンボルによって自分自身であると感じているはずだ

 

例えば自分の職業だ

 

僕は職業を例にとってシンボルの話をしたくないが、

今回は敢えて職業を例に出してみる

 

自己紹介などで自分の職業を話す人は多いだろう

そして職業を出すことで、自分という人間を知ってもらう大きな手掛かり、

となり、周りからも認知されて、自分のアイデンティティが形成される

 

職業を紹介するということは自分はこういう人間ですよという旗を掲げるようなものだ

 

それがそのまま天皇陛下にも当てはまるのではないか

 

天皇は日本の象徴(シンボル)である

 

つまり天皇は「日本はこういう国ですよ」という国家のアイデンティティの一部を形成する旗の役割をしている

 

だから僕はこのニュースに衝撃を受けたのだ

 

天皇陛下の退位は日本のアイデンティティを揺るがすニュースだからだ

 

そしてこのニュースから天皇陛下と日本を強く結び付けいている自分がいることを再発見した

 

繰り返して言う

 

僕は別にゴリゴリの右翼でもないし、熱烈な天皇崇拝をしているわけではない

 

でもやはりこのニュースは僕に大きな衝撃を与えている

僕に限らず多くの国民に衝撃を与えている

 

つまり、日本人はまだ

「日本とは何か」

と問われたら天皇陛下を外せないという事実があることも今回のニュースで無意識に再確認したことだろう

 

僕たちは戦後ひたすら経済成長に走り、日本は技術立国、経済大国という

別の象徴を立ててきた

 

しかし、今の日本はもはやこの象徴では日本を象徴できないものになっている

 

だから今になって、日本の歴史や文化に再度象徴を求める風潮が出てきているのだろう

 

天皇陛下のことも同じかもしれない

 

日本は技術立国、経済大国という象徴が通用しなくなってきているからこそ、

僕は天皇陛下に日本の象徴であるという気持ちが以前よりも無意識に強くなっていて、

今回のニュースに衝撃を受けたんだと自己分析する