あの時の自分へ -休みを布団の中でずっと過ごしてしまった自分へ-
金曜日の夜になると仕事の解放感で凄く気持ちがたかぶる
土日は何しようかと心躍らせる
しかし、いざ土曜日の朝になると、いきなり朝寝坊して自分に嫌気がさす
まだまだ休日はこれからだと気を取り直そうとするが、中々布団から出られない
そして布団の中で今日は何をすれば自分にとって最も有益かと考える
買い物でも行こうか
あるいは喫茶店でもいこうか
それとも趣味の自転車で運動でもしようか
色々布団の中で考える
そしてふとこんな考えが頭によぎる
結局何をしたって、自分は満たされないんじゃないか
そしてこの考えが段々強くなり、ますます布団から出られなくなる
布団の中で散々休日の過ごし方をイメージしたが、全部自分のやろうとすることが億劫になる
そして気づいたら夕方になり日が落ちかけていた
その時の絶望感は半端ない
あー、俺何やってたんだろ
そしてそんな自己嫌悪に支配されて日曜日も布団から出られない
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今、こうして休日をずっと布団で過ごしていた当時を思い出すと、かなり精神的に病んでいたのかもしれない
布団の中で休日の過ごし方をひたすらイメージするだけで、何も行動できなかった
今思い返すと、それだけ精神的に疲れていたんだと思う
でもそんな疲れている自分を受け入れたくなかった
休日も周りの人と同じように元気よく過ごしたかった
でも身体が動かない
その当時の自分にはこう声をかけたい
今はとにかくゆっくり布団の中で休むことを休日の予定にしろ
とにかく疲れをとることが一番なんだ
疲れがとれて、少し布団から出る気になったら、シャワーを浴びるといい
そうすると気分が晴れやかになって外に出たくなるよ
自分にとって何が一番有益かとか考えなくていい
外に出たくなったら、目的もなくコンビニでもいいから行くといい
そうすると自分が外の空気に触れてだいぶ楽になるはずだ
ゆっくりでいい
少しずつでいい
徐々に行動範囲を広げて、自分の気分転換の方法を見つけるんだ
無理はしなくていい
しんどいと思ったら素直に布団の中でゆっくりと休むといい
それが今の自分が最もやりたいことなんだから