ボーっと出来ない
今日も相変わらず体調がイマイチだ。
頭がボーっとして何もする気になれない。
日曜日なのでこんな時は家でのんびりしたいところだけど、今日に限って資格試験があり、今はとある大学のキャンパスにいる。
普段だったら試験時間の合間は勉強するなり、本を読むなりして時間をつぶせるけど、今日はまったく駄目だ。
かといってボーっとすることも出来ない。
ボーっとしようとしても頭の中で何か考えようとしてあまり休まらない。
だからこうしてブログを書くことによって、頭の中でぐるぐる考えていることを少しでも言語化して外に吐き出そうと試みている。
うん、こうやってとりとめのないことでも書き出してみると、中々頭がスッキリしてくる気がする。
とにかく手を動かして(キーボードを叩くことが手を動かすことなのか?)外に吐き出す、視覚化することは身体に良いみたいだ。
ボーっとすることが出来ない。
これって結構危ないことなのかなと思う。ボーっとしても何かを考えようして、自然と意識が頭の中にいってしまう。
悩み、不安など、考えざるを得ないことに脳が支配されている。
要は煩悩
心が落ち着いてない証拠だ。
自分の中で無意識に考えることによって、「物事が解決できる」、「不安が解消される」そんな風に刷り込まれている気がする。
ある本で脳は楽をするように出来ていると書いてあったのを見た記憶がある(養老孟司だったかな?)。
出来る限り自分では身体を動かすに、そして思考も煩雑なことはせずに可能な限り労力を払わないようにする。
スマートフォンはまさにその象徴だ。
指先だけで、好きなものは手に入るし、情報も検索で絞りこめば効率良く入手できる。
肉体的労力、知的労力のコストを極力抑えることが出来る。
まさに脳が求める機能そのものだ。
少し脱線したが、今の自分もそんな状態にある。
きっと心の奥底に悩み、不安があって、それを解消したい。
脳は出来る限り楽にその悩み、不安を解消しようとする。
だから頭の中だけでグルグル考えてしまう。
手足は動かなくていいし、グルグル考えれば思考は単純になる。
おなじ問題を出し、同じ答えを用意する。
その繰り返し。
グルグル考えるというのはそういうことだ。
つまり考えているようで考えてない。
思考の進歩がない。
下手の考えとはこういうことを言うんだろうな。
しかもタチが悪いのは頭の中でグルグル考えてるだけで、文字にされてないから自分が同じことをひたすら考え続けてることに自覚があまりない。
今、文字にすることによって自覚する。
「また同じこと考えてるわ」
身体を使って文字にして初めて自覚する。
頭の中でとりとめなく考えていることを文字にして、外に吐き出す。
そうすればぼーっとできるかもしれない。
とりあえずこうやって書いたことによって少しスッキリしました。