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ぽろっぽの日記

-想いを言葉と写真で-

電通新入社員自殺のニュースを聞いて感じたこと

電通新入社員が自殺したというニュースがツイッターで話題になっているみたいだ

 

過労死という言葉はもう聞きなれているが、

新入社員という若い命がこの世から去ってしまったという知らせは

何度聞いても胸が痛む

 

ツイッターを読むと電通の労働形態に対して多くの批判があるが、

果たして問題はそこだけなのだろうか

 

もちろん、過重労働をさせる会社や組織はなくなれば話は早いが、

現実は中々そう簡単ではない

 

会社が変わるのを待つよりも、自分の思考を変える方が手っ取り早い

 

しかし、自分の思考を変えるのもまた簡単ではない

 

なぜなら今の日本国民はまだまだ長時間労働が賛歌しているのも事実だからだ

 

僕の周りでは長時間労働している人が何人かいるが、

その奥さんは自分の旦那を誇らしく思っているみたいだ

うちの主人はこんだけ働いて、こんだけ稼いでいると

 

そして休日はどこかに出かけたりして、Facebookにきらびやかに

アップさせている

 

仕事も休日も目一杯予定を詰めて、それが成功の証のような印象になっている

 

現にテレビなど見ているとそういう人がもてはやされている

 

しかし、僕は思う

 

果たして何割の人がそんなマッチョなことができるのかと

 

良いか悪いか、人は生まれ持った能力なり思考なりが異なる

 

それが個性というものだ

 

人には個性があるにもかかわらず、みんなたくさん働いて、休日は

休日でたくさん遊んで、仕事も遊びもできる人ばかりがもてはやされるのは

個性を否定していることだと思う

 

結局こういう風潮がなくならない限り、いつまでたっても働く環境を間違え続ける

就活生を生み出し続けるだけだ

 

ではなぜそもそも仕事も遊びも極めるマッチョな人がもてはやされるのか

 

それは結局のところ、多くの人に評価される一番確実な方法だからだと思う

 

自分という人間を人に説明するときに、仕事バリバリしていて、

休日は外で目一杯遊んでますと言っていた方が格好がつく

 

これが逆に仕事はそこそこして、休日はのんびりしています

と人に説明すると、なんか自分が駄目人間のような気分になる

 

自分という人間に格好がつくようにみんな頑張るわけだ

 

でもそれは心底本当に望んでいる人がやるべきであって、

みんながみんなやる必要はないと思う

 

人の評価に頼って生きると、自分の感性を殺すことになり、

薄っぺらい人間になると思う

 

大事なことは人や世間の風潮と違ってもいいから、自分の思考、感性に

したがって行動することだと思う。

 

そういう行動ができる強さを身につけることも必要だと思う

 

僕自身、就職して間もないころは、マッチョな生活を目指していた

 

でもそれをしていくうちにすごく疲れて、

いつの間にか布団で何日も過ごす生活をするようになっていた

 

人の評価ばかり気にしていて自分の気持ちに嘘をついていた

 

それがわかって僕は転職を選んだ

 

そして今、はた目から見ると仕事はそこそこ、

どこかに出かけることもなく休日はのんびり過ごすという

Facebookにアップするには格好のつかない生活をしているが、

心はすごく満ち足りている

 

自分の感性に従って行動することによって

心の重圧から解放された

子供の頃のように、ただただ自分のやりたいことを

無心になってやることが再びできるようになった

 

人から評価される道だけが全てではない

自分の感性に従って生きていく

こういう強さを身につけることも大事なんだと

この数年で僕は学んだ

 

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