ぽろっぽの日記

人生、読書、健康、つれづれ。ー日々感じたことを言葉と写真で表現したいー

都内に向かう電車が好きだ

電車に乗って都内にでるのは僕の楽しみでもある

普段は自転車で田舎道を走って通勤している

休日は何かいつもと違う場所に連れて行ってもらいたい

そんな気持ちから僕はあえて人混みの都内に向かいたくなる

地方勤務を経験したからこそわかったこと

普段、自転車通勤しかしないからこそ求めること

どこか非現実な場所に連れて行ってもらう

何かがありそうな予感

電車の中で聞くあの独特な音と、雰囲気

毎日は嫌になるけど、たまの休日に乗ると楽しくなる

埼玉からだんだんと東京に近くなり

高層ビルや派手なネオンをつけた建物をみると

不思議と落ち着き、希望が湧いてくる

人って不思議ですね

都内に向かう電車なんて

現代の病の象徴のようにされるものなのに

こうしてたまの休日に乗ると

まるで船でどこか遠くみたいに連れて行ってくれる乗り物になる

 

 

あはれ これしか僕の気持ちは伝えられない

職場からの帰路だった

左を向くと夕暮れのカーテンがあった

雲間から光が地表まで届き、僕はその景色に見とれた

カーテンの奥には秩父連山

彼らはあくまで山であり、山であることを誇りに思っているように感じた

僕は彼らのその姿に素直に心を動かされた

この気持ちを言葉にすることが出来ない

出来たらどんなにいいだろうと思う

でも言葉にしたら彼らの美しさを損なってしまうかもしれない

僕は言葉にすることが出来ない

写真も撮ることも出来ない

ただただそこに立ち、彼らを見つめることしか出来ない

なんと言えばいいんだろう!

この切なくて、哀しく、喜び、畏敬がある気持ち

 

あはれ

 

自分の気持ちを伝えることができる言葉はこれしかない

 

 

詩が挨拶をしてきた

詩が「こんにちは」と挨拶をしてきた

僕は驚いて、まごつきながら「こんにちは」と返事をした

詩の立ち姿は清廉であり、

凛としつつも底知れぬ憂鬱さを持っているにように感じた

詩は語り掛ける

僕は耳を傾ける

詩の言葉は聴いたことのない言語や音楽に聞こえた

僕は心地良さと不快が入り混じって不思議な気持ちになる

生きてることって詩が語りかける言葉に耳を傾けることと似てるのかな

 

人間といふもの

人間といふもの

今は枯れ木だけど、たまたま陽に当たってないだけかもしれない

いつかは素敵な花を咲かせるかもしれない

いつもと違う角度でみたらあなたにとって大切な存在かもしれない

それが人間といふもの

 

みんなと同じ角度でみたらあなたは気づかないかもしれない

枯れ木が芽生えているのを

それが人間といふもの

 

色々な草木があり、花がある

だから色とりどりになって綺麗なんだ

それが人間といふもの

 

好きもあれば嫌いもある

それが人間といふもの

 

みんな同じだと世界は一色

みんな違うから世界はカラフル

それが自然といふもの

それが人間といふもの

 

 

桜川ー花見とはそんなものなのかなー

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今年はまだ花見に行ってない

でも通りすがりの桜を見て十分満足している

案外ふと立ち止まってみる桜が良かったりするかもしれない

だってふと立ち止まるぐらいだから

桜を見飽きたと感じても、つい写真を撮りたくなるもの

花見とはそんなものなのかな

春のお迎えに気をつけろ

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春は暖かくて気持ちがいい

ようやく長く寒い冬が終わり風が心地よい

でも春は危険な季節だ

年度末の仕事からようやく解放され

春の暖かさがより僕たちを迎えてくれる

何を迎えてくれる?

死神のお迎え?

僕は仕事帰りの自転車で

春があまりに心地がよく

その心地よさに一種の気味悪さを感じた

何かが僕を手招きして誘う

こっちにおいでと・・・

 

冬の寒さと仕事の忙しから解放され、

季節は変わり春になり暖かくなる

身体の緊張が一気にほぐされる

気を付けなければいけない

 

僕は死にたいと思ったことはない

でも今日みたいに暖かい日はそんな僕でも危ないと感じた

あまりにも穏やかすぎる

張りつめてたものが一気になくなる

その瞬間、心に隙ができる

その隙を彼らは狙ってくる

 

我に帰ろう

あなたはまだここにいるべき人間だ

あちらには行くにはまだ早い

 

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~少しでも多くの方が救われますように~